February 07, 2005

住環境と子供のこと

『子供の成長に環境が与える影響は大きい』

(当たり前の話)
 環境と言ってもそれを構成する要素はたくさんあります。その中で住環境がどの範囲を指すのか区切りにくいですが、身近なものであることには違いありません。子供にとっては特に年齢が低いほどその影響が大きくおよぶ。しかし、“住”は得てして大人の都合が優先されがちです。結果、昨今の子供にまつわる問題を耳にする度に深く考えさせられます。
 社会全体の難問題になってしまってます。みんなが本をただせばなんとも無いことのように思うのですが・・・。ここでは、身の回りの私たちでも何とかなりそうなお話をいたします。

(成長の障害となる壁)
 私事ですが娘が一人います。生まれて間もなくは賃貸の団地に住んでいました。6畳の部屋が二つとダイニングキッチンと風呂・洗面・トイレの2DKです。親子三人で生活するには十分でした。
 娘は2500グラムで生まれて小さい上に、ミルクをなかなか思うように飲んでくれず、一時は体重が減ってしまい妻も苦労していました。お隣にちょうど同じ頃生まれた男の子がいて、お互いの部屋へ遊びに行ったりきたりしていました。どちらも同じ間取りです。寝返りが出来るようになった頃、二人並べて寝かしておくと一回コロリで右の壁にゴッツン!左のタンスへゴッツン!いつしか二人おとなしく向き合ってニコニコするだけになり、時折、手足をバタバタさせてお互い顔やおなかに当たって泣いたり怒ったりです。歩行器に乗せてもすぐに壁や家具にぶつかるので、そのうち乗ってもあまり動かなくなってしまいました。
 生まれて10ヶ月を過ぎた頃、新築中の家が完成して少し田舎へ引っ越しました。海岸から2キロ弱で周囲はのどかな田園地帯です。建物はこれといって贅沢はせず、間取りは以前の2DKより広々と感じる配置にして日当たりと風通しを良くしました。歩行器に乗せた娘は最初は様子をうかがうようにおとなしくしていましたが、数日すると見違えるように歩行器で走り回るようになっていました。食欲も旺盛になって標準体型にすぐ追いついてしまいました。
 その後、ちょっと強くなりすぎた感もありますが・・・

(養殖ものと天然もの?なんて言ったら失礼ですよね)
 昔は家が狭くても外に出れば遊ぶ所がたくさんあった。広っぱ・横丁・裏山・田んぼのあぜ道・学校の校庭、ちょっと危ない所もあったけれど近頃ほど物騒ではなかったから、なま傷が絶えなかったぐらいで毎日おもしろかった。そこいらにある物でいろんな遊びを考え、何人かで時にはけんかしながらも子供同士で人間関係を学び、自然の力も体感しながら付き合い方を覚えていったように思います。ところが今、団地に囲まれた公園を見ていると、飽きてしまうのは私だけでしょうか。テレビゲーム・習い事、遊びに行くといえば大人にお膳立てされたアトラクションが並ぶ遊園地。そこには子供たちの自由奔放な発想は生かされません。創意工夫もしない。自分たちでルールを作る必要も無いから、やって良いこと悪いことを深く考えない、分別・限界・思いやり・順法精神の芽生える機会に触れることが少なすぎるのではないでしょうか。
 このような意味で養殖ものと天然ものどっちがいいんでしょうね?ということです。

子供にどのような環境を作ってあげるかは大人の責任。
子供の成長は待ったなし!
考え願うだけではなく、まず自分の家族の住環境から真剣に考えましょう。

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November 01, 2004

街にはモデルハウスがいっぱい

「散歩のすすめ」
モデルハウスというと例の住宅展示場を思い浮かべます。どの会社も競って立派な建物を展示していますが、現実のイメージとして捉えにくいところがありますね。目移りばかりして到底冷静な精神状態では見学できないかも?そんな時は、近くの住宅街を散歩してみると良いですよ。案外、参考になります。
「街並みウォッチング」
人の振り見て我が振りなおせ・・・、と言います。他人の家を見て回ると自分の家作りの計画に役立ちます。おかしいな、変なの~、あれはないよ、という所を見つけて同じ間違いをしないようにするのです。長所を見つけるより短所を見つける方が大概の人は得意です。勿論、良い所も見つけてあげた方が良いです。相手の長所を心から認めることで自分も成長できるものだと聞きます。
「とにかく LET' GO!」
りっぱなお宅だな~ でも街並みから浮いてるね。
門とか塀がりっぱだね~ あれ?建物は・・・
素敵な玄関ドアだわ! う~ん・・・その真上のバルコニーに干してある布団に何の染みかしら?
まあ、おしゃれな出窓!あら隣のお宅も負けじと大きな出窓。でも正面衝突で両家ともカーテン閉めっぱなしみたいね・・・。
おっと、すいません。やっぱり私はまだまだ未熟者です。人の『アラ』しか見えませんでした。

古い建物もありますので、外装部材の耐久性をチェックすることもできます。防犯上の問題については、ドロボウの気持ちになってみて入りやすそうな所と入りにくそうな所を感じ取ってみると参考になります。タイミングが良ければ工事中の建物に出くわすこともあって、職人さんに声をかけると結構見せてくれたりして、普段見れない構造をチェックできたり、貴重な話を聞けたりするかもしれません。

たまにはそんな感じでフラフラしてみてはいかがでしょう。案外くせになりますよ。但し、あまりキョロキョロしていると不審者と間違えられて通報されるかもしれないから気をつけてください。そこまで責任もてませんので・・・・・。

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